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労使交渉のためのロジカルシンキング

労使交渉での議論をよりかみ合わせたい―日本放送労働組合

日本放送労働組合

日本放送労働組合は、日本放送協会(NHK)の労働組合です。2017年6月15日に「労使交渉のためのロジカルシンキング」研修を行いました。

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新しくなった体制の中、労使交渉の方法論を学びます

労使交渉での議論をよりかみ合わせたい

労使交渉では「労働者側の想い」と「経営側の想い」があります。立場が異なるとそれぞれの想いや利害関係が異なるため、議論がかみ合わなくなってしまうことがあります。本研修は、日本放送労働組合内の体制が新しくなる中、「労使交渉での議論をよりかみ合わせたい」という想いを受けて、実施しました。

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「共通言語」を使いながら積極的に議論します

建設的な議論には「共通言語」が大切

建設的な議論をするためには、チームが目指す理想を一致させるとともに、話し合いをする上での「共通言語」が必要です。そこで、本研修では、サイボウズの「問題解決メソッド」を使い、物事を「事実」と「解釈」の分けることによってメンバー間認識を合わせながら、「共通言語」を使った議論の進め方についてお伝えしました。

また、演習では、「緊急放送の体制づくりをどうするか?」「グループごとの業務バランスをどうするか?」「職場のレイアウトをどう変更するか?」など、仕事上で起こっている具体的なテーマで話し合っていただき、共通言語を用いながら、事実に基づいた議論の仕方について体感していただきました。

今まで、解釈で議論していたことに気が付いた

研修終了後のアンケートでは、次のような意見がありました。

  • 共通のゴールを設定し得るチームの作り方が重要だと感じた。
  • 考えを整理して情報を共有することが容易になった。仕事や組合活動、家庭内の問題解決に使えそうだと思った。
  • 簡単な手順で課題の分析ができることが驚きだった。
  • 解釈と事実の違い、いかに具体的にその事実を相手と共有するかが問題解決への近道だと感じた。
  • 会議で結論が出ないときに、各自の問題に対する認識がそもそも違っていることがあるので、その部分を整理するときに役立ちそう。
  • 問題解決のプロセスがとても勉強になった。事実と解釈が今まで混在した形で解決に向けた議論を行っていたことが良く分かった。

また、執行委員長の高塚昌宏さんからは、次のようなご感想をいただきました。

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「事実と解釈を分けてかみ合う議論がしたい」と高塚さん

「労使交渉では議論をすることも多いのですが、以前から『より議論をかみ合わせたい』と思っていました。研修を受けて、今まで、解釈で議論していたことに気が付きました。今後、より議論がかみ合った労使交渉をしていく第一歩として、とてもよい研修になりました」

チームワークあふれる労使関係を構築するためにも、サイボウズのメソッドをお役立ていただければ幸いです。ありがとうございました。