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サイボウズの10年の歩み

サイボウズの「問題解決フレームワーク」を研修で共有―旭硝子株式会社

旭硝子株式会社

2017年6月28日に、旭硝子株式会社のチームワーク研修をサイボウズ日本橋オフィスにて行いました。今回、研修のご縁をいただいたのは、弊社青野の書籍『チームのことだけ考えた』をお読みいただきました研修ご担当者様より、「サイボウズの10年の歩みを知りたい」というご要望を受けての開催でした。

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真剣なまなざしで研修に取り組む旭硝子のみなさま

サイボウズのチームワークはどのように作られてきたのか

今でこそ、Great Place to Work® Institute Japanが実施した2017年「働きがいのある会社」ランキングや、2014年に経済産業省主催した「ダイバーシティ経営企業100選」に選出されるようになったサイボウズ。
しかし、その遍歴には、離職率が28%の時代もありました。

問題意識を抱える中、2005年以降、組織や評価制度を見直し、ワークライフバランスに配慮した制度や、社内コミュニケーションを活性化する施策を実施。その結果、離職率は4%以下に下げることができました。
なぜ、サイボウズはチームワークあふれる会社になることができたのか......その歩みを、旭硝子の社員のみなさまと共有しました。

サイボウズ社内で行っている「問題解決のフレームワーク」を共有

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サイボウズ社内で実際に使われている「問題解決メソッド」

サイボウズには、「チームワーク創造メソッド」「問題解決メソッド」など、サイボウズが変革の中で培ってきた独自のノウハウがあります。

これらは、サイボウズの社員自身が、さまざまな「問題」に対し、チームワークを生かして解決できるよう、起こっている「現実」や、望ましい「理想」に対し、事実と解釈を分けて状況を把握し、その「原因」は何か、解決すべき「課題」は何かを、流れに沿って、ロジカルに、前向きに議論できるようにするため共通言語の定義とフレームワークです。

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共通言語とフレームワークが議論をスムーズにする

研修ではこれらのメソッドをお伝えし、社内で実際に起こっている問題に対して議論していただきながら、チームワークを生かして問題を解決する方法をお伝えしました。

サイボウズのメソッドを開発した副社長山田も熱い想いを共有

当日は、サイボウズ副社長で、サイボウズUSA社長の山田が帰国しており、チームワークで仕事をする重要性について語りました。

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サイボウズUSA社長の山田理

受講者アンケートでは、次のような声が寄せられていました。

  • 会社の来た道に根差した、深い研修であることをよく理解できた
  • 自分が問題と感じていることに対し、事実と解釈の理解が、実際にはできていないこと多々あることに気づいた
  • 多くの敗者を決めて、一人の勝者をつくるのではなく、みんなで補い、弱みを強みに変わるよう役割分担をしていきたいと思う
  • プロセスとフレームワークがシンプルでわかりやすく、日々活用しやすいものになっており、大変助かる
  • 会社としての共通言語やビジョンを持つことの大切さに気付いた
  • 問題解決メソッドの「考え方の共通言語化」は、チームでの「共有」をより強くするものだと感じた
  • サイボウズのチームワークに対する考え方やフレームワークが、チームワークあふれる会社としていくためのきっかけになれば幸いです。