会社の問題を自分ごととして考えるリーダー研修
「チームワーク」と「問題解決」について改めて考えるリーダー研修
ユナイトアンドグロウ株式会社
情報システム部門の支援をしているユナイトアンドグロウ株式会社様にて、リーダー研修を実施しました。
ユナイトアンドグロウ様は、中堅・中小企業の情報システム部門向けに「シェアード社員®」という斬新なサービスを提供されています。CIOや情シス部長の補佐、セキュリティ策定、業務システム導入・刷新、インフラ構築、サービスデスク運営などを、訪問型シェアードサービス方式で対応・解決。顧客企業数は400社を超えるとのことです。
しかし、そうしたサービス柄、社員同士が集まって議論する時間がどうしても限られてしまいます。 その限られた大切な時間を有効に活用するため、「チームワーク」「問題解決」という視点も取り入れてみようと、サイボウズチームワーク総研に研修を依頼いただきました。
今回ご参加いただいた方々は、リーダー層の社員30名強です。
チームワーク:自分たちはメンバーのことを知っているか?
チーム内で役割分担するためには、メンバーのことを知ることが必要です。
今回のリーダー研修では、まず、リーダー同士で、自分たちの「強み」と「弱み」を知るワークショップを行いました。
このワークではチームごとに分かれて、各メンバーの「強み」をメンバー同士で言い合う時間があります。お互いを褒め合う時間でもあるため、ここは毎度盛り上がる場面です。
このワークを踏まえて、自分たちがメンバーの得意や苦手を認識していたか、確認します。その後、チームとグループの違いや、どのように役割分担を考えるのがよいのか、などをワークと講義を交えて学びます。
問題解決:「理想と現実」「事実と解釈」の切り口でとらえる
その後は、サイボウズ社内で使用しているコミュニケーションのフレームワークを学び、それに沿って、会社の課題を各チームで解決まで議論するワークショップを行いました。
このフレームワークでは、さまざまな「問題」に対して、チームで議論する手順を示しています。
起こっている「現実」や、望ましい「理想」に対し、「事実」と「解釈」を分けて状況を把握したあと、その「原因」は何か、解決すべき「課題」は何かを流れに沿ってロジカルに議論します。こうすることで、問題を前向きに、チームワークを活かして解決できます。
チーム内のコミュニケーションにおいて、お互いが感情的になり過ぎず、目的に沿った効率的な議論ができるかどうかは、チームリーダー共通の悩みかもしれません。そのコツを、リーダー同士で体験してみて学びます。
会社のイベントに関する問題、チームコミュニケーションに関する問題、人材育成に関する問題など、それぞれのチームで考えたい問題を取り上げ、議論を進めていきました。
参加者様の声
終了後のアンケートでは、次のような感想が寄せられていました。
- 1つの目標をチームとして目指す際に役立つエッセンスが多くあった。これを自分のチームでも使っていきたい
- 自分がリーダーとしてチームをうまくまとめていくときに使えると思った
- ミーティングで議論を活発にするための手法と目標設定に活かせそうです。
- これまでの研修の中で一番しっくりきて、時間が経つのが早かったです。
- もっと長い時間ワークに取り組みたかった。
- チームとして取り組むときに、理想を共有することが大事だと学んだ
リーダーとしてすぐに実業務に活かせそうな手応えを感じていただいたようです。
チームワーク総研では、こうしたリーダー研修を実施しています。リーダー育成の際にぜひご検討ください。