サイボウズ チームワーク総研

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チームワークとは

なぜ、今「チームワーク」が求められるのか?

日本人は昔から、協調性に優れた国民だといわれてきました。

しかし、最近はあうんの呼吸で培われた「空気を読むチーム」が通用しない場面が多くなってきました。

例えばグローバル化。日本だけでなく海外の人と一緒に働く職場が増えています。例えばワークライフバランスの重要性。ライフステージに応じて個人の働き方はより多様化していく傾向にあります。

こうした中、これから一層必要とされていくのは、「個人」ではなく「チーム」で仕事をする視点ではないでしょうか。

チームの成果を最大化するためには、ひとりひとりが自分の役割の中でスキルを発揮し、リーダーシップを持ってチームを引っ張っていく必要があります。ですが、協調性という名の下に、メンバーのスキルアップがなおざりにされています。

仕事で成果を出すことが難しくなる中、必要なのは「チーム」という視点で新しい成果の生み出し方を再考することです。絆やつながりを超えた「新しいチームワーク」の考え方が、今脚光を浴びています。

チームの定義

チームとは、ある目標に向かって集まった組織体のことを指しています。

チームワークとは、目標を達成するために、チームメンバーで役割を分担して協働することです。

チームの成立条件 1.達成すべき明確な目標の共有 2.メンバー間の協力と相互依存関係 3.各メンバーが果たすべき役割の割り振り 4.チームの構成員とそれ以外との境界が明瞭

チームに必要な5つのポイントと、チームワークの4つの効果

チームワークを発揮するために必要なものが5つあります。

チームワークを発揮するために必要なポイント

ちなみにチームワークが良くなると、どんな良いことがあるのでしょうか。

「効果」「効率」「満足」「学習」

ドイツの学者によると、チームのアウトプットには「効果」「効率」「満足」「学習」の4つがあると言われています。目に見えやすい「効果」「効率」だけでなく、メンバーの「満足」「学習」もチームワークのアウトプットだといわれている点が特徴です。良いチームで仕事をしたときの自分の満足感や学んだ気持ちは、アウトプットの1つといえるでしょう。

ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会では、この「チームワークの4つのアウトプット」に注目して毎年のベストチームを選考しています。

参考文献:山口裕幸(2008)「チームワークの心理学」 Hoegl, M. and Gemuenden, H. G. (2001) Teamwork quality and the success of innovative projects: A heoretical concept and empirical evidence. Organization Science 12 (4), 435-449. Dickinson, T.L., &McIntyre, R.M. (1997). A conceptual framework for teamwork measurement. In M.T.Brannick,E.Salas,&C.Prince(Eds):Team performance assessment and measurement:Theory,methods,and applications.Mahwah,NJ:Lawrence Erlbaum Assosiates.19-43

これまで各メディアにて、チームワークに関するコラムを連載していました。
宜しければこちらも御覧ください。

著者プロフィール

ベストチーム・オブ・ザ・イヤー

ベストチーム・オブ・ザ・イヤーは、2008~2016年の間、最もチームワークを発揮し、顕著な実績を残したチームを、毎年「いいチーム(11/26)の日」に表彰したアワードです。