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上司400人に聞く「新卒新入社員の服装」についての意識調査

企業や組織へチームワークや働き方改革のメソッドを提供するサイボウズ チームワーク総研は、春からの新年度を前に「新卒新入社員の服装」についての意識調査を行いました。

[ 調査概要 ]

  ◆調査対象:上司(部長・次長・課長クラス)計400名
        【内訳】営業職:100名 / 営業職以外:300名

  ◆調査期間:2020年1月31日(金)~2月2日(日)

  ◆調査方法:インターネット調査


好ましい服装トップは「清潔感」

上司から見て、新入社員として好ましい服装を聞いたところ、8割近くが「清潔感」を上げトップとなりました。続く「相手に不快感を与えない」「きちんと整っている」が上位となる一方、「その新入社員らしさ」「おしゃれ」など、個性を連想させるものは低位となりました。

また「無難」「周囲になじむ」といった要素も1割ほどの低率であり、個性でも先輩同僚と同等ということでもない「新入社員らしさ」が好ましいと思われているようです【図1】。

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男性新人には「スーツ」「ワイシャツ」が望ましいと回答
半数以上が「金髪」「ピアス」「デニムジーンズ」に抵抗あり

服装について「問題のない服装」「勘弁してほしい服装」を、「取引先に会う日」「内勤のみの日」というシーンごとに聞きました。

まず男性の「問題ない服装」では、「スーツ」「ワイシャツ」が上位となりました。「内勤のみの日」では半数以上の上司が「ノーネクタイ」「ノージャケット」も問題ないとしていますが、「取引先に会う日」ではぐっとスコアが下がるようです。【図2】。

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逆に「勘弁してほしい服装」を聞くと、「金髪」「ピアス」「デニムジーンズ」が上位となりました【図3】。

営業職の上司に限ると、「取引先に会う日」では「明るい茶髪」「金髪」「リュック」「高級ブランドのバッグ」「スニーカー」が全体より5ポイント以上高く、「内勤のみの日」では「スニーカー」が全体より10ポイント以上高く、より敬遠される結果となりました。

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女性新人も「スーツ」「ワイシャツ」は合格アイテム
2~3割は「明るい茶髪」「ピアス」に難色

女性の「問題ない服装」では、男性同様「スーツ」「ワイシャツ」が上位となりました【図4】。

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逆に「勘弁してほしい服装」では、男性同様「金髪」や「デニムジーンズ」が上位となりました。さらに「明るい茶髪」や「ピアス」といった、女性にとって馴染みのあるアイテムでも、2~3割が控えてほしいと考えているようです【図5】。

営業職の上司に限ると、「取引先に会う日」では「明るい茶髪」「リュック」「高級ブランドのバッグ」「スニーカー」が、「内勤のみの日」でも「明るい茶髪」「スニーカー」が全体より5ポイント以上高く、より好ましくないと感じているようです。

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男性新人には型、女性新人には許容する視線

「勘弁してほしい服装」を男女で比べると、「髪型関連」「ピアス」で大きな差がみられます。それ以外では「デニムジーンズ」「スニーカー」が高く、男性新人では内勤日においてもカジュアルな服装は敬遠されている様子が伺えます【図6※男女共通の選択肢のみで比較、「ハイヒール」等は除外】。

参考までに、シーン別男女それぞれの合計を見ると、女性は男性に比べスコアが低く、より許容されている様子が伺えます。一方、男性新人にはある種型にはまった目線が投げかけられている、とも言えそうです。

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敬遠されがちな「デニムジーンズ」「スニーカー」に注目すると、「金融・保険・不動産業」では約10%ほど全体値より高く、傾向が強いようです。【図7】。

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新入社員には、周囲からの目線を大事にしてほしい

最後に自由回答では「清潔感」というワードが多く見られたと同時に、以下のように「周囲からの目線を意識すること」が「自分の印象、会社の印象にとって大事」といった意見が上がりました。

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まとめ-多様性の受容とマナーについて考えるきっかけに

今回の調査では、春からの新年度を前に新卒の「新入社員の服装」についての意識調査を行いました。奇抜なアイテムは敬遠される中、社会の中で周囲からの目線を意識してスタートを切ってほしいという上司陣の意見を伺うことができました。

一方で、個人の意思の尊重より画一的なものが好まれやすいとも捉えられる結果となりました。ダイバーシティが求められる中で、これまでのものさしでの見解となっていないか、マナーとは何かといった観点で、多様性の受容とマナーについて今一度考えてみるきっかけとなればと思います。

サイボウズ チームワーク総研では、階層別や、ダイバーシティの浸透、個人の幸福度とチームの生産性の両方を高めるための多数の研修プログラムを用意しております。今後もチームやチームワークを考える調査の一環として、様々な調査を行い発信してまいります。

著者プロフィール

三宅 雪子

時短&在宅ワークを織り交ぜて働く、チームワーク総研 アナリスト。様々な働き方のメンバー同士がどうしたら良いチームワークを築けるのか?日々トライ中。