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「年末年始に働くこと」についての意識調査

企業や組織へチームワークや働き方改革のメソッドを提供するサイボウズ チームワーク総研は、令和最初の年末年始時期を前に「年末年始に働くこと」についての意識調査を行いました。

[ 調査概要 ]

  ◆調査対象:20代~50代 正社員 男女 400名
割付表MT用.png

  ◆調査期間:2019年11月23日(土)~24日(日)

  ◆調査方法:インターネット調査

年末年始休暇中、
「持ち帰り残業や出勤をしそう」な人は約2割。
取得日数は「9日間」が最多。
従業員数が少ないほど日数は短め。

12月末から年初にかけての年末年始休暇中に「持ち帰り残業や休日出勤などの業務対応が発生しそうかどうか」を聞いたところ、「発生しそう」とした方が約2割となりました【図1】。層別に見ると、40代男性でやや多いようです。

図1.png

「取得予定の休暇日数」では、カレンダー通り12/28(土)~1/5(日)の休みに当たる「9日間」が最多となりました。一方で「1日間」「2日間」といった他の日数も一定数あがっており、様々である様子が伺えます【図2】。

図2.png

職場の従業員数別に見ると、「100人以下」「101~1000人」では「5日以下」が、「1001人以上」では「9日間」が最多となりました【図3】。

191205総研調査3.png


デパートやコンビニなど普段利用するサービスには「休業や時短で良い」の声が大多数。

普段利用しているサービスについて「大晦日から三が日の間、どのような営業状況が良いか」を聞いた質問では、デパートやコンビニなどの流通業、通販、チェーン系カフェやファミレスなどの飲食業それぞれについて、「完全休業でも良い」もしくは「時短でも良い」とした人は8割前後に達しました【図4】。

191205総研調査4.png

「コンビニ」と「スーパーマーケット・量販店」については、他業種サービスに比べて普段の利用頻度が高いこともあり(「週一回以上利用」で6割以上)、「完全休業は困るが時短でも良い」が6割を超えています。日常に溶け込みながらも、この時期は営業が少なくても良いと思われていることが伺えます。


◆ 自由回答より

2019-11-29_17h27_51.png


まとめ

今回の調査では、令和最初の年末年始時期を前に「年末年始に働くこと」についての意識調査を行いました。まとまった休みを取る人が多数を占める中、2割の方は業務が発生しそうと回答しました。一方で、普段利用している業種やサービスについては、休業や時短などで良いとする意見が多く上がりました。この時期に働く方たちがいることや、普段の職場の働き方などをふまえ、休みのあり方を考えてみるのも良いかもしれません。

サイボウズ チームワーク総研では、個人の幸福度とチームの生産性の両方を高めるための多数の研修プログラムを用意しております。今後もチームやチームワークを考える調査の一環として、様々な調査を行い発信してまいります。


※引用について:
本調査を引用いただく際は出所の明示をお願いいたします。
例)サイボウズチームワーク総研「年末年始に働くことについての意識調査」

著者プロフィール

三宅 雪子

チームワーク総研研究員・編集員。組織におけるチームワークを探求。働く人の強み・魅力を引き出し、人と人との関わりをチームの生産性へつなぐ道すじを探る。