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当たり前だからこそ難しい? リーダーを目指す人が必ず見直しておきたい5つの素養

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※ベストチーム・オブ・ザ・イヤーのサイトから移設しました

あなたはいつか組織のリーダーになりたいと思っていますか? 言うまでもなく、素晴らしいチームには、素晴らしいリーダーが不可欠です。

起業家や経営者に役立つ実用的な情報を提供している「Inc.com」の記事「5 Ways to Spot a Potential Leader」によると、リーダーとしての資質を見極めるには、会議中に次の5つのポイントをクリアしているかをチェックすると良いそうです。


    

もしあなたがリーダーを目指すのであれば、次の5つのポイントに注意を払うべきです。どれも当たり前のようでいて、自分を客観視しないとなかなかクリアしにくいかもしれません。まずは尊敬するリーダーの会議の様子を観察し、これらの条件に当てはまるかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか。

1.参加者に焦点を当てる

会議中に自分のノートPCに集中していて、会議とはまったく関係のないチャットに勤しんでいる人はいませんか? あるいは、Facebookを開く時間とばかりに「いいね!」に明け暮れている人もいるかもしれません。

それに対して、Inc.comでは以下のように説いています。

「真剣にリーダーを目指すのであれば、会議にはノートPCは脇に置き、参加している人々の言動に集中すべきだ」
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会議は積極的に人々と意見を交わし、"自分がいかにリーダーとしての資質を持っているかを周囲にアピールする場"であるととらえ直す必要があるのかもしれません。

2.失敗したときに弱音をはかない

リーダーたちは泣き言を言いません。

失敗したときに「自分のせいではない」と一生懸命に弁解の言葉を重ねる人、いますよね。実際いろいろな要因があったとしても、自分の中でそれを消化して、同じ過ちを繰り返さなければそれで良いのです。

ましてや、リカバーするために何か対策を打つ必要があるのであれば、ウジウジしている時間は無駄でしかありません。会議では次の打ち手を考えることに集中するのが、真のリーダーということでしょう。

3.気取らない

「私を見て!!!」はいただけません。

部下から慕われる素晴らしいリーダーは、確かにはなやかで目立って見えます。しかし「リーダーになるためには目立つことが必要だ」と考え、会議の場であえて気取ったり難しい言葉を使ってみせたり、風変わりな服装で悪目立ちしたりするのは、大きなあやまちです。

そんな行為は逆に、リーダーの意味をはき違えていることが露呈してしまい、利己的な人間であると自ら告白しているようなものなのです。

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4.落ち着いている

落ち着きのない人にリーダーの仕事は任せられません。

原文筆者はこう断言しています。真のリーダーは仕事に没頭しているために、退屈を感じたり、神経質になったりしている時間はありません。

会議中に退屈そうにペンを回していたり、貧乏揺すりを止められない人は、それだけでリーダー失格とみなされるのです。

5.集中できる

持続できる集中力を持っているかどうか。
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分かります。ランチタイム後、睡魔が襲って来る時間帯の会議は、誰でもつらいですよね。しかし、リーダーたるもの、そんな時こそ常に集中していることが求められます。

部下のプレゼンをうわの空で聞いているのがバレたら最後、信用を取り戻すことは極めて困難だと、肝に銘じておきましょう。

    

5 Ways to Spot a Potential Leader | (c) Inc.com LES MCKEOWN(翻訳・執筆:野本纏花) photo credi of Key Visual: Highways Agency, Victor1558via photopin cc

著者プロフィール

ベストチーム・オブ・ザ・イヤー

ベストチーム・オブ・ザ・イヤーは、2008~2016年の間、最もチームワークを発揮し、顕著な実績を残したチームを、毎年「いいチーム(11/26)の日」に表彰したアワードです。